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6/3 FREEDOM FIGHT7 @伊勢

2023.06.19 REPORT

HEAVENESEの公演に禊の雨は付き物だが、今回は禊過ぎる大雨から始まりました。
前日から台風と梅雨前線による大雨で、新幹線も高速バスもストップしてしまい、
急遽、新幹線内に閉じ込められてしまった舞台監督や照明さん、スタッフたちを伊勢に届けるために、東京から後援会の西岡理事長とディレクターの会社スタッフが夜中に車を走らせることになりました。
一方、愛知県豊川市辺りでは、機材を運んでいたトラックが水に浸かって動かなくなってしまった。次第に水嵩が増す中、忍者クルーが胸まで水に浸かり、トラックから運べる機材を運び出し、近所の倉庫に機材を避難させていた。そして先に伊勢に到着していたKBCスタッフたちが、運び出した機材を車で迎えにいくという、一歩間違ったら命に関わるような救出劇があったことを後から知りました。
 
ライブ当日は動くだろうと思っていた東海道新幹線は正午まで動かないというニュースが入り、高速道路も通行止めという中で、後援会ツアーのバスに乗せてもらう方、新幹線が動くのを待つ方、自家用車を走らせる方、東京から向かうファミリーもスタッフも、地方のファミリーもそれぞれの方法でなんとか伊勢までたどり着こうと、友達やスタッフ同士で連絡を取り合いながら、伊勢を目指しました。
 
シンフォニアテクノロジー響ホールの明るく照らされるステージはいつもと違ってシンプルだったけれど
HEAVENESEの公演が見られること、ファミリーに会えたこと、一つの場を共有できることの喜びで会場は満たされていました。
 
公演は遅れていたツアーバスの到着を待って開演したので20分遅れでスタートしました。
オープニングの後、MarreがThe Messageで話していた「The Edge of Time」のHEAVENESEバージョンが演奏され、「待っていました!」「聞きたかった。」の声に応えてくれ、
伊勢では外せない「Mighty Wind」 では、神の息を実際に感じられるかのように、全員で手を挙げて、ミュージシャンと一緒に振り付けをしていました。
ホプキンちゃんの歌唱大賞(パロディソング)では、お気に入りのキャラクターが出てきて歓声が上がったり、狭いステージでうまくローラースケートを使って踊る姿に感動したり、最後には本物のお医者さん4人がステージに呼ばれて、「患者が大治!」とファミリーと大合唱、大拍手が起こっていました。
また太鼓の「四人羽織」が1912から新世界へ変化しており、ゲストの高橋宗久さんのバイオリンの音色とともに、伊勢の地に和太鼓、ドラム、大倉正之助さんの大鼓の音が響き渡りました。

今回の公演は、公益社団法人 日本青伸会の【神宮御萱地造成勤労奉仕80周年記念事業】の一環として行われたもので、今の会長のお父様【久本 弥吉】のストーリーが語られました。今まで誰も知らずに語られなかった日本の歴史の1ページとなる内容に驚きましたし、今の御萱地とひもろぎの里がなぜ造られたのかを知ることができ、守って後世に伝え引き継ぐ使命を全員に託された気がしました。

アンコールは、東京y’s be学園の生徒も参加した「Innocent Man」。
日本青年館公演の時もでしたが、子供ながら様々な障害を通ってきた生徒のイキイキと踊る姿は、同じように様々な状況にあるFreedom Fighterの胸を打ちます。
大きな歓声が上がり、会場がさらに一体になる感じがしました。
 
公演が終わった後も、お客様同士やスタッフと会えたことを喜び合い、近況報告される方やお友達やご家族を紹介したりと、笑顔で会話をしている姿が多く見られました。
Freedom Fight も7回目となり、東京ではない伊勢の地で大雨の中駆けつけてくれた多くのファミリーを見て、益々強固な一枚岩になろうとしている群れだなと感じました。

【セットリスト】
01. Opening 〜Spring〜
02. Our time
03. The Edge of Time
04. Samurai Bridge
05. Rockin' For The Rock
06. 鼓 独奏
07.  Mighty Wind
08. 箏&三味線
09. 千億の夜
10. Piano 君が代
11. Sing Sing Sing
12. ホプキンちゃんの歌唱大賞
・人災
・かける言葉
・なごり過ぎ
・毒なもんじゃねぇ!?
・患者が大治
・パラダイム変化
・早口言葉
13. 四人羽織 -新世界-
14. Let the church say amen
15. 生まれる前にいた場所へ
16. Together
17. LIFT

EN. Innocent Man