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【必見】11/22 日本橋公演に向けて、ファンの皆さんにMarreからのメッセージが届きました!

2019.11.20 NEWS


いつも応援してくださってありがとうございます。
いよいよ22日に、今年最後のBRIDGEが迫ってまいりました。

今回のBRIDGEでは、二曲新曲がありますよー。
一曲目は、イノセントマン。
ビリージョエルの曲じゃないよ。


この曲は僕がポリドール系のレーベルから、Marre 名義でデビューしたときの
アルバムの2曲目に収録されていたもの。
それが、時をへてHEAVENESEバージョンで蘇りました。


点数による偏差値による序列主義の教育体制に疑問を持ち、
高校2年のときに自主退学して、日本初のフリースクール寺子屋学園を作ったのが
16歳。

教育活動家としてかなりいろいろアクティブにやってました。
教育系出版社の座談会に呼ばれたり、全米フリースクール連合会議長との対談をしたり。
当時のワイドショーでも取り上げられて、メディアにいろいろ書かれました。
実は週刊新潮が取材にきたんですよ。
記者は我々の活動に感動して、カンパまで置いていった。
それなのに記事になったものは、けちょんけちょんに叩かれていて、愕然としましたね。
10代後半の学生運動を通して、メディアの欺瞞や信頼していた人の裏切りや、
まあ、とにかくいろいろありましたね。

そんな紆余曲折を経て20歳のときに、キリストに出会い、
それから今にいたる道が始まったと言ってもいいわけです。

渡米してレコーディングして、メジャーアルバムを出したのが、
26歳のとき。その頃、それまでの反省を振り返って、書いたんですね、この曲。
世の中の矛盾に対して、妥協してあきらめて、もはや何も感じなくなるという
道は簡単。
でも、いつまでも理想を抱いて、理想主義者のままで、体当たりする人生もいいじゃないかとね。
そういう生き方しかできないから。

で、今さらに強く「理想主義者でいなきゃいけない」と思うわけです。
若かりし頃よりも、もっと知りました。世の中の暗闇を。
だからこそ、諦めちゃいけないんだと思うわけです。

できることは小さいと思います。
けれども、応援してくださる皆さんがいますからね。
心の響鳴板が振動する人々が必ずいますから。
だからやり続けるのだと。
そういうわけで、HEAVENESEも続けています。

この曲は、理想主義者であることを宣言し、
同じこころを持っている皆さんと
一緒にこれからも歩き続けようじゃないか!
というセルフ応援歌です。
つまり、応援してくださっている皆さんへの応援歌でもあります。

今回、世の中の不条理、人種差別や偏見というテーマを取り上げる演目です。
その中で、理想を捨てない切り札(ジョーカー)は誰なのか!という
ストーリーなので、再びこの曲を蘇らせ演奏することといたしました。

ぜひご期待ください。
そ・し・て・・・皆さんにやっていただきたいことは、

”聞こえてるかい きこえてるかいみんな、僕の声が”
と呼びかける歌詞があります。
こう呼びかけられたら、拳を高く上げて「おー」とか「いえーい」と応答。

で、

”純粋バカでも生きていけるんだってことをみんなで確かめあいたい”

と続きますので、このときも拳を高く、今度は両手をあげて、
おー!!!!と。
応答してください。
これをやるのが、ファンの皆さんのおつとめです。
よろしくお願いします。




Innocent Man

15歳の時は理想主義者だった
世間知らずだったけど 戸惑いもなかった
世界を変えてやると 意気込む夢心に
理想と現実の区別なんてなかった

16歳のときさ
社会の歪みを見せつけられて
とことん失望したのは
夢を少しずつ捨てていくことこそ
大人になる ことだと気づき始めたんだ

信じてた奴らが大人になり急いで
変わっていくのを 僕はただ見ていた
理想は理想現実は現実 
おまえは純粋馬鹿だと
人々はそう言ったよ

I am an innocent man
I am an innocent man
I am an innocent man
I am an innocent man

ああ、相変わらず僕
世渡りさえもろくにできない
理想主義者のままさ 今も
ああ、僕は信じてる
まっすぐすぎて曲がりきれない
君だからこそ
同じ夢がみれると

誰も信じないとこの心に誓い
殺したいほど人を憎んだ17歳
孤独を愛してたわけじゃない
僕はただ忘れたくなかっただけ
ありのままの僕を

学歴も偏差値も生きる力じゃない
この世では寄留者さ
財産もいらない
純粋なだけでは生きてはいけないと
言われ続けたけれど
僕はまだちゃんと生きてるよ

聞こえてるかい きこえてるかい
みんな、僕の声が
純粋バカでも生きていけるんだってことを
みんなで確かめあいたい

I am an innocent man
I am an innocent man
I am an innocent man
I am an innocent man

ああ、やっと見つけた
ずっと前から探してたんだ
僕だけの最後の砦を
ああ、君を愛してる
星が落ちても僕の心を変えることはできない
できはしないよ

ああ、僕は見つめてる
夜空に浮かぶ
落ちては来ない月を支えているものを
ああ、僕は探してる
見つかるわけはないというけど
人の心に愛を
愛を





2曲目は、越天楽(えてんらく)。
これはアンドレたちと最初にレコーディングした曲の一つで、いまだ未完成で未発表。
雅楽の中の代表である越天楽のHEAVENESEバージョンです。

1300年以上変わらない旋律が、R&B ゴスペルのテイストで、さらに歌詞がついて
蘇った曲。
先日の伊勢公演で初披露しました。
三重テレビのディレクターが大絶賛して、放送でノーカットで流れました。



歌詞は全て英語です。
歌詞と訳を記しておきます。



越天楽 Beyond Heavens

I see the new city from a far.
I see it in your eyes.
In your eyes.


It is the new Jerusalem. 
Where we will all be free.
All be free

(Ah there will be no more night for He is the light. He will shine)
Ah  there will be no more no more night
(Ah new Jerusalem I’ll be right there with Him. He will shine)
Ah the light of the Lord our God
Will shine upon all nations 

It is the new Jerusalem. 
Where we will all be free.
All be free

(Ah there will be no more night for He is the light. He will shine)
Ah  there will be no more no more tears
(Ah the light of the Lord our God will shine upon all nations )
Ah cloudy days are past all behind
Discord is ceased 
All is peace 
All is peace.



1 彼方に見える 新しい都
  瞳の奥に 確かに映る

  それは 新しいエルサレム
  全ての人が 自由になる平安の都

 
  嗚呼 もはや夜はない
  嗚呼 神の光が 
  全ての民を照らす

2 遥かに仰ぎ見る 新しい都
  瞳の奥に 確かに映る


  それは新しいエルサレム
  一切が報われる平安の都

  嗚呼 もはや悲しみの涙はない
  嗚呼 曇った日々は過ぎ去って
  争いはやみ
  完全な平和が満ちる



では、皆様、日本橋三井ホールでお会いしましょう!!!
まさか、今年最後の公演に、こない、という人はいませんよね???
志を同じくする我々は、ともに集まり、視点を広く世界に向けて、こころをリセットするときが必要です。
そのためにも、今からでも予定をすべて変更して、日本橋三井ホールに駆けつけてください!!!