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FREEDOM FIGHT10 @福岡キャナルシティ劇場

2024.05.22 REPORT

ゴールデンウィーク初日。
朝から快晴の気持ちの良い日に、東京から1,000km以上離れた福岡で、記念すべき10回目のFREEDOMFIGHTが行われました。
会場は劇団四季も使用するというキャナルシティ劇場。

会場に足を踏み入れると、目に飛び込んできたのは、ASKAさんからのお祝いの花輪。
応援してくださっていることを嬉しく思いました。
今回は1階にキックバックカフェ、2階に物販ブースと分かれていて、どちらも長い行列ができていました。

オープニングは、「前回のようなトラブルが起こりませんように!」と祈りながら拝見していましたが、無事にオープニングを迎えられてホッと胸を撫で下ろしました。
でも不安な気持ちは最初だけ。曲が始まるとお客さまの期待が大きいのが伝わる空気になり、福岡にいることを忘れるくらいでした。
「初めて来たひと〜」「福岡のひと〜」「九州や近隣の県のひと〜」というマレさんの呼び掛けに、手を挙げた方も多くいて、福岡で公演することの意味を感じられました。

今年は東京大空襲80周年ということで、特攻部隊の万朶隊(ばんだたい)隊長: 岩本益臣大尉と妻、そして部下の佐々木友次伍長のストーリーを軸にプログラムは進みました。

九州朝日放送の天気予報お兄さんの佐藤栄作さんや
サプライズゲストとして、さかいゆうさんがステージに上がり、フリーダムファイター天気予報や、歌を披露してくださいました。
さかいゆうさんは、「会場が神社と教会が合わさったような空気に包まれている」と表現されていて、良いものを受け取ってくださっているんだなと嬉しく思いました。

「命を守って、爆弾を落として帰ってこい」という岩本大尉の言葉を守り、上層部の命令を無視して、9回も帰ってきた佐々木伍長は「不死身の特攻兵」と呼ばれたそうです。
しかし敵はアメリカだったはずなのに、上官の命令を無視することで内輪から白い目で見られる。戦争が終わったら同じ日本人に「お前たちのせいで戦争になったんだ」と責められる。
2正面の戦いは、「コロナの時に、本当の敵はワクチンを推し進めた人たちなのに、周りの人に危険性を伝えたら、『非常識』『人殺し』と非難された我々と同じじゃないですか?」とのマレさんの言葉に深く同意し、
でも人を恨まず、国を恨まず、亡くなった夫を思いながら慎ましく強く生きる岩本大尉の妻の生きる態度に、多くの方が勇気をもらい、涙を流されていました。

アンコールでは、新しいMV製作中の「大切な人よ」に合わせて、東京y‘sBe学園の生徒がステージのみならず、会場の通路まで整列して一斉に踊り出し、圧巻のステージとなりました。

10回目のFREEDOM FIGHTが行えたのは、
2020年4月5日に、日本橋三井ホールでの公演がコロナ禍によって無くなったおかげです。
人間にとって「最悪だ」と思う出来事さえも、良いものに変えられていることに目を留めて、次回の公演も迎えたいと思いました。

【セットリスト】
01. Opening 〜Spring〜
02. Our time
03. All of me
04. Innocent Man
05. Samurai Bridge
06. 閻魔大王嘘つかない
07. 鼓独奏〜越天楽
08. 黒田節
09. 三味線 箏 尺八 TORIO
10. Piano 君が代
11. ゲスト さかいゆうさん
12. コント ジョン・ホプキンちゃんの歌唱大賞
・かける言葉
・正念場時代
・嫌イヤいや
・赤いデモクラシー
・もどきの積ンドコ節
・チンウツカ
13. 太鼓 四人羽織
14. もののふの義
15. Together
16. LIFT

EN. 大切な人よ